2011年06月22日
昼>夜
よぐ来た! よぐ来た! まんず 部屋さ あがらへぇ ~
おッ! 又 来てけだ人も いっだの ~ ・・・!
梅雨入りしても 天気い~ど ありがでの~!
今日は ≪ 夏至 ≫ の 日 !
ってゆう事は 太陽が赤道の真上ってゆう事だども
今日は北回帰線上どご周ってるなだ
太陽は動がねさげ 地球が周ってんなだどもの・・・
まだまだ元気ださげ 汚さねで呉れの~
今日は ≪ かに ≫ の 日 !
50音字 か→6番目 に→22番目
昔~し 旧七号線さ カニ船 ってゆう店 あったっけの~
並ばねばね程繁盛したなさ
一回も行がねうぢ 店 止めてしまって 何したなだろの?
そんま 海水浴 始まっぞ~!
≪ 江戸小話 ≫
【おたばこ入れ】
或る家に、泥棒が入りました。
さて、何か盗もうか
泥棒があちらこちら見回しましたが、
この家には箪笥もなければ米びつに米も入っていません。
うむ、・・・それほど貧乏には見えなかったが、
いやはや、ひどい貧乏暮らしだ
さすがの泥棒もあわれに思って、寝ている夫婦をゆり起すと、
おい、俺は泥棒だ。何かを盗もうとこの家に入ったが、
お前たちがあんまりにも貧乏なのには、驚いた。
おかしな話しだが、少しめぐんでやろう
と、財布から百文を取り出して、主人に手渡しました。
わずか百文でも、この貧乏夫婦には大金です。
二人はとても喜び、泥棒を拝みながらお金を受け取りました。
じゃあ、達者でな
泥棒はすっかりいい気持ちになって、今日は帰ることにしました。
さて、しばらく行くと先ほどの家の主人が、
おーい、泥棒ー、泥棒ー
と、追いかけてきます。
あの野郎! 恩を仇で返すつもりだな。
人でなしめ。そばに来たら、真っ二つにしてくれるわ!
泥棒が刀に手をかけて待っていると、
ようやく追いついた主人が言いました。
泥棒様。先程はありがとうございました。
あの、おたばこ入れをお忘れですよ。はい
おしまい
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